Column Editor
松本凌輔
agoda CS部門出身 · 民泊業界5年 · 住宅宿泊管理業修了
ゴールデンウィークは民泊オーナーにとって最大のチャンス
毎年4月末〜5月上旬のゴールデンウィーク(GW)は、国内旅行の需要が年間で最も高まる時期のひとつです。観光庁の統計によると、GW期間中の国内旅行者数は延べ2,400万人を超え、宿泊施設の稼働率は全国平均で80%以上に達します。
民泊オーナーにとっては、この数日間だけで月間売上の30〜40%を稼ぐことも珍しくありません。しかし、繁忙期に最大限の成果を出すには「事前準備」がすべてです。
GW前にやるべき価格設定の見直し
繁忙期の価格設定は、通常期の1.5〜2.5倍が目安です。ただし、闇雲に値上げするだけでは予約が入りません。
ポイントは以下の3つです。
- 周辺相場の確認: Airbnbの地図検索で同エリア・同規模の物件価格を10件以上チェックする
- 段階的な値上げ: GW直前ではなく、3〜4週間前から徐々に価格を上げる。早期予約には少し割安な価格を設定し、直前予約は強気に
- 最低宿泊日数の設定: GWは2泊以上の最低宿泊日数を設定すると、清掃回数を減らしつつ売上を確保できる
たとえば、通常1泊12,000円の物件であれば、GW期間は1泊20,000〜25,000円に設定しても十分に予約が入る水準です。
清掃体制を事前に確保する
GW期間中は予約が連続するため、チェックアウトからチェックインまでの清掃時間が限られます。ここでつまずくと、レビュー評価に直結します。
具体的な準備として重要なのは、清掃業者への早めの連絡です。繁忙期は清掃スタッフの確保が難しくなるため、最低でも2週間前には日程を押さえましょう。予備の清掃スタッフも確保しておくと安心です。
また、リネン類(シーツ・タオル・枕カバー)は通常の2倍を用意しておくのがおすすめです。連続予約時に洗濯が間に合わない事態を防げます。
ゲスト対応の事前準備|問い合わせ急増に備える
GW前後は問い合わせが通常の3〜5倍に増えることがあります。とくに多いのは以下のような質問です。
| よくある問い合わせ | 事前対策 |
|---|---|
| チェックイン時間の変更希望 | あらかじめ柔軟な時間帯を設定し、案内文に明記 |
| 周辺の観光情報 | エリア別おすすめスポットのガイドブックを用意 |
| 駐車場の有無 | リスティングに駐車場情報を明記。近隣コインパーキングも案内 |
| 大人数での利用可否 | 定員・追加料金のルールをハウスルールに記載 |
メッセージテンプレートを事前に用意しておくと、対応スピードが格段に上がります。Airbnbではレスポンス率もランキングに影響するため、迅速な返信は予約獲得にも直結します。
リスティングの最適化で予約率を上げる
GWに向けて、リスティング(物件ページ)の見直しも効果的です。
まず、写真の見直しを行いましょう。春らしい明るい写真に差し替えるだけで、クリック率が10〜15%向上するというデータもあります。窓から見える新緑や、テラスでくつろぐイメージ写真は特に効果的です。
次に、タイトルと説明文にGW関連のキーワードを自然に盛り込みます。「GWの家族旅行に最適」「連休の拠点に便利な立地」といった文言を追加するだけで、検索にヒットしやすくなります。
さらに、GW限定の特典(ウェルカムドリンク、チェックアウト時間の延長など)を用意すると、競合との差別化につながります。
繁忙期こそトラブル対策を万全に
稼働率が上がれば、それだけトラブルのリスクも高まります。GW期間中に特に注意すべきポイントをまとめます。
騒音トラブルは繁忙期に最も多い苦情です。グループ利用が増えるため、ハウスルールに夜間の騒音に関するルールを明記し、チェックイン時にも口頭で伝えましょう。
設備の故障も事前にチェックが必要です。エアコン、給湯器、Wi-Fiルーターなど、ゲストの快適さに直結する設備は、GW前に動作確認を済ませておくことが大切です。
万が一のトラブルに備えて、緊急連絡先のリスト(管理会社、設備業者、近隣の病院)も整備しておきましょう。
プロに任せるという選択肢
「繁忙期こそ稼ぎたいが、対応が追いつかない」——そんな悩みを抱えるオーナーは少なくありません。価格調整、清掃手配、ゲスト対応、トラブル処理をすべて一人でこなすのは、特にGWのような繁忙期には大きな負担です。
SEKAI STAY では、こうした運営業務をまるごと代行しています。手数料は売上の8%で、繁忙期の価格最適化やゲスト対応も含めて一括でお任せいただけます。「今年のGWはしっかり稼ぎたい」という方は、まずは無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q. GW期間の価格はいつから上げるべきですか?
A. 3〜4週間前から段階的に値上げするのが効果的です。観光庁のデータによると、GW旅行の予約ピークは3週間前で、この時点で60%以上の宿泊予約が確定しています。早期予約には通常期の1.3倍程度、直前予約には1.5〜2.5倍を目安に設定しましょう。
Q. GW中の最低宿泊日数は何泊に設定すべきですか?
A. 2泊以上に設定するのがおすすめです。清掃回数を抑えながら売上を最大化でき、ゲスト側もGWは連泊需要が高いため予約率への影響は限定的です。ただし、GW直前(3日前以降)に空きがある場合は1泊に下げて稼働を確保しましょう。
Q. 清掃スタッフが確保できない場合はどうすればいいですか?
A. 繁忙期の清掃スタッフ不足は多くのオーナーが直面する問題です。対策としては、複数の清掃業者と契約しておくこと、近隣のシルバー人材センターを予備として確保すること、そしてリネン類を通常の2〜3倍用意して洗濯の時間的余裕を確保することが有効です。
Q. GWの売上は年間売上のどのくらいを占めますか?
A. 物件の立地やタイプによりますが、観光地の民泊物件ではGWの10日間だけで月間売上の30〜40%、年間売上の5〜8%を占めるケースも珍しくありません。繁忙期に確実に稼ぐことが、年間収支を黒字に保つ重要な要素です。
Q. 運用代行に任せた場合、GWの価格設定は自動で行われますか?
A. SEKAI STAYでは、ダイナミックプライシングツールを活用した自動価格調整を行っています。周辺相場・予約状況・過去のデータに基づいて最適な価格をリアルタイムで設定するため、オーナー様が手動で調整する必要はありません。
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